HONDA NSX の年内で終息…。
本格的スポーツモデルNSXの生産を終了
―後継モデルとなる新たなスポーツカーを開発中―
当時のホンダF1ドライバのアイルトン・セナや中嶋悟も開発やテスト走行にたずさわり、世界初のオールアルミ・モノコックボディを採用し、量産メーカーとしては異例の生産工程の殆どを手作業で組み上げるなど、センセーショナルな話題で注目された 1990年の NSX の登場に、リアルタイムで歓喜した世代としてはとても残念なニュースです。最近では JGTC でも苦戦を強いられているようじゃし…。年間の生産台数も数百台程度。しかしホンダのスポーツフラッグシップとして君臨してきた一台です。
ホンダ初の大排気量スポーツカーで、本格的ミッドシップ・スポーツカーとしてデビューして、あのフェラーリをも凌駕する高性能を発揮!! NSX がフェラーリに与えた衝撃は大きかったようで、現在唯一のミッドシップレイアウトのフェラーリとしてラインナップされる F355 は NSX を徹底的に研究して開発されたのは有名な話。但し残念なことに NSX は利便性からトランクルームを設けている。しかもゴルフバッグが2個も入ってしまう、このクラスの車にしては異例と言える大きさ!!このトランク部分が大きく NSX のデザインを壊してしまっている約1,000万円の車輛価格よりこのデザインが NSX の最大の弱点じゃと思う。一方のフェラーリは黄金分割と言おうか、なんとも形容しがたい美しさがある。更に近年では衝突安全性に配慮して、スーパーカーには欠かせない装備のリトラクタブルヘッドライトも廃止されてしまった。この時点でデザイン的な面から見ても NSX は終わってるのかもしれない。(T_T)
ホンダにはフェラーリに影響を与えた凄い車があったなんて昔話をすことになるのかなぁ~?
そうならないように、モーターショーなどで NSX後継モデルと噂されている、この「HSC」(ホンダ・スポーツ・コンセプト)の登場に期待じゃな。