去年の夏フェスでは、いろんなアーチストのファンの前で、
駆け足のライブでしたが、今回は[本物の蜂好き]に囲まれての
単独ツアーのファイナルステージ♪〇(≧∇≦)〇
セットは、ネオン管で花文様と「MOTEL」「NO VACANCY」の文字。
お世辞にも豪華とは言えない、チープなセット。(;^_^A
それでも「モーテル 満員」って、卑猥なバービーらしい笑える演出。
開演してもなかなかステージに現れないメンバ...。
でも、もうすぐ目の前にあの5人が登場する!!
否が応にも期待が高まりますよねぇ~。
だってここに集まったファンは17年もの間、この日を待っていた
真の蜂好き達!!
だから...。
ちら~りと振り返ると、オカンと変わらない?と思われる60代女性の姿も。
全体的には、アラフォー世代が客層の中心でしょうか。(;^_^A
最初の曲は「ノーマジーン」、いきなりフルスロットル!!
2000人規模のライブハウスだったし、最前列とは言わないまでも、
向かって左側の、おもいのほか前の方の位置を確保できたので、
メンバの表情や流れる汗まで、しっかり見えます。
サンマリでは、遠くに小さく見える姿と巨大スクリーンでしたから...。
それでもアドレナリンでまくりで、何も考えずに盛り上がった。
むしろ何も考えられずにが正解か...?ヾ( 〃∇〃)ツ
あの時と比べると、ほんの少しだけ冷静に楽曲を楽しめたかな。
当時「日本一足の長いベーシスト」と言われたエンリケの
低い位置で斜めに構えたベースは、目の前でリズムを刻む。
エンリケって、こんなにカッコよかったっけ?!
髪がロマンスグレーに染まったコイソも、少し背中を丸めた昔と
同じスタイルで、左手のスティックを逆手に持って重厚なドラム音を鳴らす。
時折見せる人なつこい笑顔が、和ませる。
そのリズム隊を確認しつつ、攻撃的にグイグイ引っ張っていくのは
イマサのギター。ずらしたサングラスと、口を開けて気持ちよさ気に
エッジの効いたギターを掻き鳴らす姿は鳥肌もの!!
あとから知った話ですが、名古屋講演で爪を負傷していたなんて
感じさせ無いところがプロ根性です。
さらに悲鳴をあげるようなコンタのソプラノサックスが加わると、
キーボードのいないバンドなのに、音の奥行きが凄いことに!!
コンタのサックスとイマサのギターの融合。
誰がなんと言おうと最強です。
超絶テクのギターで、全てをまとめているのが奇才イマサ!!
表舞台にイマサが帰ってきてくれたことが心底嬉しい。
イマサの才能をくすぶらせておくのは、日本の音楽シーンに
おいて大きな損失だと思うのですが...?
男女のことを歌った曲が大半なのに、「愛」とか「恋」とか
そんな浮ついたワードは、全くでてこない照れ屋なイマサ。
歌詞での言葉遊びも、独特の世界観を作り出してる。
まともなギターリストには、表現できない変人的なコードの
イマサの世界観は、他のアーチストと組んでも生かされない?
やっぱり蜂の5人が最高で、軌跡の5人でしょう!!
「BARBEE BOYS」
顔をゆがめ玉のような汗を流し、パワフルに歌いまくるコンタの、
あの時と変わらない歌声と容姿には驚かされる。
そしてコンタと杏子は、狭いステージを縦横無尽に入れ替わり、
エンリケを、イマサを、そして観客を、煽りまくる。
それでいて、コンタと杏子は絶対に寄り添わないのが蜂の鉄則!!
男と女の絶妙な位置関係も、昔のそれ。
以前は、もっと金属音のようにシャウトしていたと思ってた
杏子の歌声は、スローな曲では優しい女性らしい歌い方に
なったような気がします。間違いなく表現力パワーアップしてます!
笑顔で踊り、歌う姿から、楽しさが客席にも伝わってくる。
17年ぶりの5人のステージを誰よりも楽しんでたのは杏子さん?
イマサもコンタも曲間は、ずっと笑顔だった...。
それでも演奏が始まると、キリッと目つきが変わりカッコ付けた顔。
5人が、5人とも再結成のステージを楽しんでた。
みんな幸せそう。〇(≧∇≦)〇
前にも書いたけど、あの当時から現在まで他に無いスタイルで
唯一無二の存在!!
最高のバンド「BARBEE BOYS」だぁ~。m9っ`Д´)
メンバの変わらない姿とは対象的に、自分の体力の無さを感じ
息切れしながら、なんとか喰らい付いていった2度目のアンコール
「なんだったんだ?7DAYS」が終わると、
爽やかな笑顔を残し、サラ~リと袖に消えて行った5人...。(;^_^A
終了を伝える場内アナウンス、そして会場が明るくなると
帰り支度をはじめる観客...。
文字通り「アッ」と、言う間の2時間。
まだまだ聞き足りないよぉ~。(T_T)
活動休止から、この日を17年間も待ち望んでたファンにしては
ちと淡白すぎやしません?
もっと、「わがままエイリアン」に、なっても良いのでは?(;^_^A
若いころの「The BOOM」のライブでは、会場が明るくなって
半分くらいのファンが帰り掛けても、諦めの悪いファンに
「おれたちには、もう曲が無いんだ。同じ曲でもいいかい?」
と、笑ってMIYAは3度目のアンコールに応えてくれたぞ。
他よりも一曲多く「まかせてTonight」を演奏した最終日です。
きっとこの日の5人も、まだ蜂をやりたかったのでは?
まあ、帰り掛けたファンが慌てて戻ってくると怪我人がでること
必須の状況でしたがねぇ~。( ̄□ ̄;)!!
そういう自分も、人の流れには逆らえず...。(爆)
後ろ髪を引かれる想いで、放心状態で退出し駐車場へ。
あまりにアッサリと終わった、ツアー最終日。
事務所の問題とか大人の事情があるのでしょうが、
きっとまだこの次があるって思ってて良いですよね?
久しぶりにハッチャケたので喉が痛いのかと思ってたら...。
どうも会場の外で並んでて、冷たい雨にうたれて風邪をひいたようです。
「バカは風邪ひかない」って言うし体力だけは自身があったのですが...。(;^_^A
杏子の今日このゴロゴロ (杏子official blog)
エンリケの気さくに行こう!(エンリケofficial blog)
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