ドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」の冒頭で、原宿を歩く若者らに
「8月6日に何が起こったか知っていますか？」と問いかけるシーンがある。

答えられない若者が何人もいて驚かされました。（￣□￣；）！！

毎年、このブログでも取り上げてるけど、今から63年前の8月6日8時15分
アメリカのB29爆撃機エノラゲイは、リトルボーイと呼ばれた爆弾を
広島の街に投下しました。

平和な時代に生まれ育ち、戦争や原爆の悲惨さを痛感できない
世代じゃけど、この時季になると先の大戦を考えるようにしています。
これは日本人として生きている限りは、義務じゃと思うんよ。
日本は世界で唯一の被爆国であり、国を挙げて核兵器の恐ろしさ、
愚かさを世界に訴えていく義務があると強く思う。

学生時代によく聴いた「THE TIMERS」の忌野清志郎が歌ってた名曲が
思い出される...。

LONG TIME AGO

Long Time Ago 44年前
原子爆弾が 落ちてきて
何10万人もの人が 死んでいったのさ

Long Time Ago 44年前
8月6日の朝 8時15分
何の罪もない人が 死んでいったのさ

Long Time Ago 44年前
人間の歴史で 初めてのことさ
この日本の国に 原子爆弾が落ちたのさ

知ってるだろ？
美少女も美少年も たった一発
顔は焼けただれ 髪の毛はぬけ
血を吐きながら 死んでいくのさ Oh

Long Time Ago 44年たった今
まだ苦しんでる人が いるのに
どうして原子力が そんなに大事なんだろう？

原子爆ブルース

Long Time Ago 44年前
原子爆弾が 落ちてきたことを
日本のお偉い人は 一体どう考えてるんだろう？

Long Time Ago 44年前
原子爆弾と 同じようなものが
おんなじこの国に つぎつぎと出来ている

秋葉市長も記念式典で、「原爆が被爆者に与えた精神的な影響が、
数十年間にわたり過小評価されてきた。」と訴えた。

一瞬で10万人もの人命を奪い、今なお後遺症で苦しんでいる人がいる。

勝敗が決した終戦間際に、アメリカは日本人を使って原爆の人体実験を
したという事実を忘れてはいけない。
しかも戦場にいる兵士では無く一般市民を対象とした大量殺戮です。

日本人はこの歴史を、決して風化させることがあってはならない。