Adobe Flash Player.

This content requires the Adobe Flash Player.

2008年4月10日

黒い五輪の聖火リレー

個人的に注目は、北京五輪を飛び越してバンクーバー五輪なんじゃけど。

オリンピック「平和の祭典」の開催を、聖火の付いたトーチを持って
世界各国にPRしてまわる、聖火リレーが大変なコトになっている。
ギリシャのオリンピアをスタートした聖火は、開催地の北京に渡り、
そこから聖火リレーの各国行脚が始まった。

ギリシャ(オリンピア)
北京(中国)
アルマトイ(カザフスタン)
イスタンブール(トルコ)
サンクトペテルブルグ(ロシア)
ロンドン(イギリス)
パリ(フランス)
サンフランシスコ(アメリカ)

スタート地点のギリシャから、ここまで各国の国民が競うようにして
中国のチベット弾圧に抗議として妨害活動を行なっている。
その妨害活動も日を追うごとに激しくなってきている。(;^_^A

中国からのSP、警官を含めた数百人が一人の聖火ランナーを取り囲む
厳重な警戒態勢での聖火リレーも、ある抗議者は聖火に体当たり、
ある人は消火器を使って消そうと試みるなどし、何度も聖火は消された。
警官隊とのもみ合いで血を流す人も出て、何十人もの人が逮捕された。
さらに数千人もの民間人が、沿道で「黒い五輪旗」「チベット国旗」を
振ったり、横断幕を広げて抗議した。
聖火ランナーの中にも、中国政府に抗議するためのバッジを胸につけて
走ったランナーが何人もいたとか…。

ロンドンではバスで輸送したり、今朝のアメリカでもスタート直後に
倉庫に非難して、隠密行動で抜け出して全く別の場所から予定していた
コースとは別のルートを走り、ゴール地点でのイベントもキャンセル。

オリンピック「平和の祭典」をアピールするはずの聖火リレーが、
行く先々で争いの火種になんて、本末転倒もいいところ。

怯えた表情で走る聖火ランナーがかわいそうすぎます。
本来は楽しみにしていたじゃろうに。( ̄□ ̄;)!!


ブエノスアイレス(アルゼンチン)
ダルエスサラーム(タンザニア)
マスカット(オマーン)
イスラマバート(パキスタン)
ニューデリー(インド)
バンコク(タイ)
クアラルンプール(マレーシア)
ジャカルタ(インドネシア)
キャンベラ(オーストラリア)
長野(日本)
ソウル(韓国)
ピョンヤン(北朝鮮)
ホーチミン(ベトナム)
香港(ホンコン・チャイナ)
マカオ(中国)


う~ん、今後の聖火リレーのまわる国を見てみると…。
インド、タイ、オーストラリアでは、さらなる混乱が予想されます。

そして日本にも聖火リレーはやってくる。
妨害活動が少なければ、欧米諸国から「人権問題に無関心」と揶揄され
るんでしょうかねぇ~。

つーか、世界中がチベット弾圧で中国に抗議しているのに関わらず、
「チベット問題は中国の国内の問題です。」
「オリンピックとは切り離して考えるべきです。」
なんて呑気なこと言ってる、わが国の政府は失笑をかってるか。(;^_^A
例の冷凍ギョウザ事件、東シナ海の海底油田問題でも、まともな抗議
すらできない逃げ腰の国の、逃げ腰の政府ですから…。
( ̄□ ̄;)!!

ちょっと話が脱線しましたが、今のままでは「平和の祭典」である
オリンピック開催の適地で無いことは明々白々です。
人権も守られないのに、スポーツも無いじゃろ?

戦後史の暗部を全て無きことにし、自国国民には都合の悪いことは
報道せずに、内乱、チベット、インド、ベトナムなどでの虐殺行為に
何の反省の言葉も無い。
そんな国が半世紀以上も前の日本のことには、反省を求めている。

それでも「隠ぺい」「模造」「捏造」が得意な国ですから、
無理やり開催しちゃうんでしょうけどねぇ。(⌒~⌒ι)とほほ…。

今すぐチベットに自由を!!

この混乱を収拾の方向に向けるには、中国政府とダライ・ラマ14世との
対話の場を持つしかないじゃろね。

映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏も、北京オリンピックへの
アーティスティック・アドバイザーとしての参画を取りやめる決断をし
ポーランドを始めにフランス、ドイツ、ブラジルなどの各首相が、
北京オリンピック開会式参加辞退を表明。
ヒラリー・クリントンも米国の北京五輪ボイコットを呼びかけている。

みんなでボイコットして、2010年にバンクーバーで夏期五輪も一緒に
開催しちゃいましょう!!(爆)

Free Tibet!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://senna330.com/module/mt4/mt-tb.cgi/780

トラックバック

» 聖火リレー? いや「聖火逃亡」だな(爆) from この際、言いたい放題=別冊版
ロンドン、パリでひどいことになっている「聖火リレー」。当ブログでも先日のエントリ「もう、聖火リレーは中止しろよ。中国はチベットから手をひけって」で取り上げ... 続きを読む

» 本の交流 04112008 from つき指の読書日記
 日本にとって近くて遠い、その国が何を意図し、本当のところは何を求めているのか、訳のわからない苛立たしさを感じさせるのは大陸中国ではないか。靖国神社に対す... 続きを読む

コメント[1]

 「つき指の読書日記」は下記の方へ移設しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

   http://plaza.rakuten.co.jp/tukiyubi1

コメントする