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2007年2月24日

ノルディック・スキー世界選手権 チームスプリント

さあ、今日も帰宅するなりビデオのリモコンを手に電源投入です。〇(≧∇≦)〇

朝から雨模様となった札幌にて、ノルディック・スキー世界選手権の2日目が
行われました。もちろん本日の注目種目は、チームスプリントですね♪
ちょうど一年前のトリノオリンピックで、夏見円&福田修子のチームで
日本人史上最高位の8位入賞を果たした注目のチームスプリントです。

フリースタイル走法で、1チーム2人が交互に3周滑り合計6周でのレースで勝負を
争うのがチームスプリントです。準決勝の第一レースに登場した、日本チームが
決勝レースに進むには5位以内でフィニッシュする必要があります。
屋外は朝からの雨で、水分を含んだ重い雪質、うまく対応できるのか?

注目の第一走者は、福田修子です。
札幌ドームから出て行く時には、集団の後方に位置していたのですが、
夏見円も一目置く、福田修子が得意とする登りでゴボウ抜きで一気にトップに
躍り出ました。そのままのポジションをキープして、札幌ドームに帰ってきた時は
スタジアムが湧きましたね。ヾ(〃^∇^)ノ♪

そして第2走者は、昨日の個人スプリントで大活躍で5位入賞の、夏見円です♪
しかし全力で戦った疲労が抜けきれず、「アップから身体が重く、昨日の疲れが
もろにきていた状態でした。それでも時間は待ってくれないので、あとは昨日の
勢いと強い気持ちでカバーしようとしたけど…。」と、レース後にコメントして
いるように、今日の夏見選手の身体にキレがありませんでした。
それでも気力で、上位をキープして福田修子につなぎます。ヾ( 〃∇〃)ツ

3周目の福田修子は再び、最初の急な登り坂でトップにポジションアップします。
今日は福田選手が日本チームを引っ張ります。〇(≧∇≦)〇

決勝進出圏内で、4周目の夏見選手にタッチしますが…。
前を滑る4チームがスパートをかけますが、夏見円選手は付いて行くことができず、
順位を落としていくことに。

5周目、福田修子選手も前をいく5位の中国を必死に追いかけます。

6周目、アンカーの夏見円選手が残念ながらロシアに交わされて7位フィニッシュ。


トリノ五輪の成績以上を期待された、夏見円&福田修子の日本チームは残念ながら
決勝進出を果たすことができませんでした。(;^_^A


しかし、夏見円選手は地元札幌で開催された世界選手権でキラリと輝きましたねっ♪
ノルディック・スキーは、キングオブスキー「荻原健司」で有名なコンバインドや
長野五輪での「日の丸飛行隊」のジャンプなどが有名ですが、クロスカントリーは
はっきり言って、マイナーな競技…。( ̄□ ̄;)!!

クロスカントリーは特に北欧の選手が強くて、体格的に劣る日本人には不向きだと
言われてきました。しかし身長170センチを超える、夏見円選手は手足も長くて
世界の強豪と並んでも、体格的に見劣りしません。
それに加えて、オフの間からストイックなまでに自分の身体をいじめて鍛え上げて
きました。今大会はその努力が報われた瞬間だったのでしょう…。

この素晴らしい活躍を、札幌ドームで観戦し、感動したチビッコたちが
クロスカントリーに興味をもって、そこから将来の日本を代表する選手が
でてくると嬉しいのですが…。

同じく有酸素運動である日本の女子マラソンなどは世界トップレベルにあります。
日本人の高い技術と持久力は他の種目では定評がありますよね。
その違いは、単純に競技人口の違いが大きいと思われます…。

ジャンプ、コンバインドでも、ルール改正に対応できず長く低迷が続いています。
この、「ノルディック・スキー世界選手権・札幌大会」をみて一人でも多くの人が
ウインタースポーツを、はじめる動機になると良いのですがね♪

個人スプリントの激走は、それに値する素晴らしいものだったと思います。
なので地上波でTV中継が無かったことが残念でなりません。

とにかく世界最高峰の闘いで、五本の指に入ったわけですから…。

■女子スプリントで夏見が5位入賞・ノルディック世界選手権 (日本経済新聞)

夏見円 世界選手権5位入賞

クリスタルトロフィー&まどかスマイル。ヾ(〃^∇^)ノ♪

『 世界の、夏見円です。

夏見選手、おめでとうございます!!〇(≧∇≦)〇
そして、これからもクロスカントリースキーヤー夏見円を応援します(キッパリ!)

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