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2006年10月14日

2006年 F1日本GP観戦記 -決勝-

今年の国家斉唱は、F1中継には無くてはならない『T-SQUARE』の演奏でした。
20周年記念の、日本GPには良かったのでは無いでしょうか…。
去年でしたっけ柄の悪い成人式帰り風の、兄ちゃんたちが歌ってたのは?( ̄□ ̄;)!!

レースの内容はすでに、各F1ブロガーさんのサイトや速報雑誌などで語られて
いるので細かい展開は致しませんが…。
トヨタ勢は想像どおりに予選では軽かったようでズルズル後退…。(;^_^A
琢磨も得意のスタートでジャンプアップするも、序盤はペースが上がらすに、左近と
トラブルのあったバリチェロと逆トップ3をホンダ勢で固めることに…。( ̄□ ̄;)!!

トップ独走態勢のミハエル・シューマッハ

予選2位のフロントローからのスタートで、マッサをかわして?
トップに躍り出たミハエルは順調に周回を、重ねていきます。〇(≧∇≦)〇

それなのに…。
過去の日本GPでも、誰もが驚く出来事がありました。
セナプロ時代の同一チームでの接触、スターと直後の1コーナーでの接触。
鈴木亜久里の表彰台、アーバインのS字での驚きのオーバーテイク。
そして抜き所の少ない鈴鹿での、昨年の予選17位からの驚異の逆転優勝…。

何が起きるか判らない、それが鈴鹿、それがレース、でもあまりにも無情…。

まさに青天の霹靂。

まさか、まさかのフェラーリのエンジンブロー。(T_T)

結局はミハエルのエンジンブローを受けて、他力本願的にアロンソが優勝…。
ワールドチャンピオン決定まで1ポイントとなりましたが、優勝したあとの
おどけた仕種が鼻につく…。(-_-メ)

フェルナルド・アロンソ

昨年までは強すぎるミハエルを特別応援することは、無かったのだけども…。
アロンソに王者を奪われてからの、今シーズンはミハエル側にたった見方をしてた。
かつてはサイボーグなんて言われ方もしたけど、最近は心温かい人間シューマッハを
感じる。史上最強王者のミハエルには、チャンプになってカッコよく引退していって
欲しかった…。
少しでも多くのミハエルのラップを見ていたかったし、
鈴鹿でもシュージャンプを見れると信じて疑ってもなかった…。

リタイア後にピットに戻ってから、クルーと笑顔で抱き合うシーンを帰宅後に
TVで見てジーンとさせられました。(T_T)
結果は残念だったけど、素晴らしいワンシーンですわ。

象徴的な一枚…。(T_T)

レースが終わってサーキットビジョンに表彰台の3人が歓喜の表情を見せる横を
ミハエルのマシンがレッカーに乗せられていく…。(T_T)
なんだか悲しいシーンです。

佐藤琢磨 見事に完走 〇(≧∇≦)〇

そして我等が佐藤琢磨は見事に15位完走なし遂げました。
コースマーシャルも観客も琢磨のレース完走を手を降って讃えます。〇(≧∇≦)〇

佐藤琢磨 見事に完走 〇(≧∇≦)〇

左近ちゃんも決勝でもスピンがあったけど17位完走、SAF1はダブル完走です。
予選の教訓が生かされたのか、今日はストールしなかったね。ヾ( 〃∇〃)ツ

2006年 F1日本GP

■佐藤琢磨
「チームにとっては、これ以上のことは望めないと言ってもいいくらいの本当に素晴らしい結果だった。この週末の初めは期待していたパフォーマンスが見せられなかったが、レースのためにぼくたちはできる限りの努力をしてきたと思っていた。スタートはとてもエキサイティングだった。第1コーナーへの進入で数台のマシンをオーバーテイクすることができたが、前に出られなくて再び抜かれてしまった。しかし、S字コーナーで再びスコット・スピードをオーバーテイクできたのはエキサイティングな瞬間だった。残念ながら僕のペースが十分ではなく、再びスピードに抜かれることになってしまったが、レースが落ち着いたあとはマシンの調子もとてもよく、ブリヂストンタイヤも最高のパフォーマンスを発揮してくれたので、コンペティティブな走りをすることができた。チームのメカニックたちも最高の仕事をしてくれた。2回のピットストップはどちらもすごく速くて、正確で、今シーズンで最高だったと思う。もちろん、ファンもすごかった! それは本当に最高の応援だったし、最後は太陽の光を受けて輝くたくさんのフラッグが見えた。ぼくにとっては鈴鹿でラップ数をカウントダウンしていくのは本当に特別な気持ちだけれど、特に今年でここが最後だということもあって、レースの終わりに近づいていくにつれて、とても悲しい気分になった。ともあれ、チームも今日のぼくたちの2台揃ってのフィニッシュに本当に満足してくれていると思う」
■山本左近
「今週末、レースに来てくれた皆さんの応援に本当に感謝している。彼らの応援がぼくに力を与えてくれたからこそ、レースをフィニッシュすることができた。チーム、スポンサー、そしてぼくを今まで支援してくれたみんなに感謝したい。鈴鹿サーキットでの地元グランプリをフィニッシュするのはとても素晴らしい気分だ。その一方で、レーシングドライバーとしては常にもっと速く走りたいという気持ちがあるので、これから自分のレースをもう一度見直して、次のブラジルGPの準備をしたいと思う」
■鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「チーム、ファンの皆さん、ぼくたちを今まで支援して下さった皆さん、その全員に『ありがとう』と言いたい。ぼくたちにとって、ここで2カーフィニッシュを達成できたのは素晴らしい結果だし、ドライバーたちは今日もよく頑張ってくれた。今のぼくたちはまだ規模が小さく、新しいチームなので、これがパーフェクトな結果だったと思う。このサーキットで開催される最後のグランプリになるかも知れないということを考えると、鈴鹿での今日の結果にとても満足している」

本人も言ってるけど、今できる最高の結果を出せた素晴らしい走りだったと思う。
昨年の今頃はまだ産声もあげていなかった、スーパーアグリ。
開幕戦に2台のマシンを並べただけでも軌跡と言われた…。
給油作業もまともにできなかったチームクルーも、今回の鈴鹿では完璧な作業ぶり…。
明らかに戦闘力の劣る4年落ちのマシンを操っての苦しいレースが続くも琢磨は
チームを見事にまとめあげて、ついにはスパイカーとトロロッソに勝てるようになった。
決勝の走りも、タイミングモニタが見れないので正確なことは言えないけども
後半の琢磨の走りは素晴らしく、力強い走りで前を行く車を追い詰めてた。

TVには写って無いけども、琢磨がヘアピンで、
トロロッソの一台をオーバーテイクしていくシーンも
見れて、ボクご満悦~♪〇(≧∇≦)〇

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