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タグ「小西真奈美」 の検索結果(1/1)

2006年9月 3日

『UDON』(2006 フジテレビ・ROBOT・東宝)

「UDON」
試写会の券を広報課からもらってたのですが、先日のスパイウエア騒動でキャンセル...。
自称「うどん人」の、せなっち♪なので、観ないわけにはいかないっしょ。
つーことで、遅ればせながら「UDON」を觀に行ってきたよん。〇(≧▽≦)〇

「うどんの国」香川県には至るところに「うどん屋」があります。
同県ではコンビニの店舗数よりも「うどん屋」のほうが多いと、聞いたこともあります。
1200万人が住む東京都にマクドナルドは約500店、それに比べ人口100万人の
香川県には「うどん屋」が約900店もあるそうです。
まさに「うどんの国=香川県」じゃね。

学生時代のタウン情報誌に地図にも乗っていない地元の人でも知らないような、
知られざる「うどん屋」を紹介した「ゲリラうどん通ごっこ」って連載があって、
その記事を集めた単行本「恐るべしさぬきうどん」ってのを買って、映画に登場する
Z3と同様に、うどん巡礼に行ったものです。〇(≧▽≦)〇

そしてコレがまた、劇中同様で写真も無ければ地図もアバウトなんよ。( ̄□ ̄;)!!
学生時代じゃけん今のようにインターネットも無かったし、苦労して探してやっとの
想いでたどり着いた、店で食べた「うどん」は、どれもウマウマじゃったね♪
製麺所タイプの店舗に多いんじゃけど...。
看板も無く、一見すると民家にしか見えないたたずまい、でも恐る恐る扉を開けると
そこには、大根&おろし金を渡される店や、長ネギを自分で畑から取ってくる店など...
絶対に普通じゃないよね、まさにパラレルワールドじゃわ!!
その当時のお気に入りは「ひやあつ」じゃった。
地元のおじさんが教えてくれた「お昼時に、庭先に車が3台並んでたら、うどん屋と
思え!!」は、当時うどん巡礼をしていた仲間うちでは合言葉じゃった。
うどんは「のど越しを楽しむもんやきん」とも教えてくれたっけ...。

まだ上映中の映画なので詳細は書きませんが、映画の舞台になった讃岐富士の袂に
作られた「松井製麺所」以外は全て実在の店舗と実際にそこで働く、おばちゃんたち
が出演していて、タウン情報誌のスタッフが話しの中心で、実在する「麺通団」なんて
ネーミングもでてきて前半部はドキュメントタッチの作りです。

本広監督作品は、緻密に練られたシナリオでの作品が多いのですが「UDON」は
フィクションなのか、ノンフィクションなのかスレスレのところですわ。(謎)

笑いあり、ホロリとさせるシーンありの、「アッ!」と言う間の2時間強じゃった。
子供の頃に乗せてもらった「宇高連絡船」のエピソードなど心に染みる映画じゃわ。
あのホバークラフトに初めて乗った時の興奮とか思い出した...。

「踊る大捜査線」シリーズや「交渉人 真下正義」などでお馴染の役者さんたちと
香川県出身のタレントさんがゲスト出演しているのも嬉しいしね♪

いつものコトながら本広監督の作品は巧妙にリンクされていて...。
あの「カエル急便」の前進が「製粉会社」だったのは驚かされましたわ。(;^_^A

そして小西真奈美は、やっぱり可愛いね♪
再認識しました。O(≧▽≦)O

なんと言っても、タイトルにもあるように「旨いうどん」のオンパレードです。
ちょと残念だったのがユースケ・サンタマリアの箸の持ち方の悪さ...。
あと中盤のキャプテンウドンの戦闘CGは、蛇足じゃ無いのか?!
見終わった後は例外に漏れず「うどん」が食べたくなるじゃろね。(きっぱり!)

そういうわいも、「天乃」によって帰ったとさ♪

そして香川の「うどん屋」さんは、若者が劇中のユースケ同様に都会に出てしまい
後継者難だとも聞いています、香川県が世界に誇れる「讃岐うどん」の味を守って
最高の食文化を次の世代に引き付いて行ってもらいたいものです...。
松井製麺所のように、機械化せずに職人さんの手切りの麺は太さにばらつきが
あるけども、それがまた味わい深いのよねぇ~。

これ書いてると、旨い「釜たま」を、がむしゃらに食べたくなったきたわ♪
ハラハラドキドキや、ド派手なシーンは無いけども、良い映画だと思うよ。

カニちゃん、今度うどん巡礼に行く時には誘って下さいね。(;^_^A

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CAPTAIN UDON キャプテンうどん
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2006年8月17日

『天体観測』 (2002年:夏ドラマ)

お盆休みに、CSにて一挙放送をしていたドラマ『天体観測』全12話を
2晩かけて制覇しました。ヾ( 〃∇〃)ツ



天体観測(2002年:夏ドラマ) DVD-BOX
【天体観測(2002年:夏ドラマ) DVD-BOX 】

ドラマの主人公たちは、同じ大学の天体観測サークル「サジテリアス」の7人の仲間たち。天体観測といいながら、夏は海、冬はスキーと遊びまくり、星を見たのは、たった1回。大学4年の夏合宿の時だった。学生最後の夏休みに自分たちの将来に夢を抱きながら、仲間たちと変わらぬ友情を誓い合った。  そして、3年後。社会に飛びだした彼らは、現実の荒波に翻弄される。忙しい毎日を送り、気がつくと、仲間とは疎遠になり、心も通じ合わなくなってしまった。同じ星を見つめ、笑い合っていたあの夏から、3年。このまま彼らは離ればなれになっていくのか…。それとも、もう一度互いの絆を取り戻し、変わらぬ自分たちの“心の北極星”を見出せるのだろうか?  ドラマは、再会、価値観の違う新たな人間との出会い、そして別れを通して自分たちの位置を確認するように人生の「天体観測」を続ける彼らの姿を、時には熱く、時には微笑ましく、時には厳しく、描いていきます。(番組紹介より)

元来、この手の「青春ドラマ」を好む性格なのですんなりとドラマに入って行くことが
できましたが、大学時代の男女7人の友人たちで、いつも集まるお店があって…。
80年代の名作映画「セントエルモス・ファイア」に酷似した設定が気になりました。
まあ偉大なるオマージュってことで、おおめにみましょうかね。(;^_^A


伊藤英明(優等生タイプのエリート)→ ジャド・ネルソン
坂口憲ニ(正義感の強い性格&放浪)→ ロブ・ロウ
オダギリジョー(影のある美男子)→ アンドリュー・マッカーシー
山崎樹範(周りに迷惑をかけるダメ男)→ エミリオ・エステベス
小雪(姐御肌リーダー的存在)→ アリー・シーディ
小西真奈美(ちょっと派手めのお姉さん)→ デミ・ムーア
田畑智子(他人想いの優しい性格)→ メア・ウィニンガム

無理やりはめ込むと、こんな感じかしら…?(謎)


あと残念なのが、コレだけの美男美女に長谷川京子を加えて豪華キャストなのに
各回の整合性の無さ、セリフの完成度の低さが気になりました。( ̄□ ̄;)!!
ぶっ通しで一挙に見たから、余計に目についたのかもしれませんが…。
シナリオやキャラが煮詰まっていないと、行き当たりばったりドラマになりがちなん
じゃけど、短期間に撮影する連続ドラマの場合は致し方ないのかねぇ。


・友達大好きといえども、25歳の社会人が週に何度も、飲み屋に集まれるのか?(爆)
・集中して必死に仕事してるわりに、普通に友人からの携帯にですぎ。
・美冬(小雪)が恭一(伊藤英明)に「別れよう」って言ってたけど…。
 2人はいつのまに、付き合ってるって設定だったの?( ̄□ ̄;)!!(第10話)
・パニック障害の七重(ハセキョ)が自殺を図った時に、誰が救急車を呼んだの?
・担当臨床医が、家族でも無い第三者の恭一にパニック障害のコトをペラペラ喋って
 良いのか?守秘義務違反じゃと思わないのか?
・恭一のために頑張るって、パニック障害は、自分の意志で克服できるのか?!
・そして七重と恭一が、恋仲になったのに翌週には、無かったコトになってる…。
・深夜の病院で大騒ぎしないで…。他の入院患者のコトも考えましょうね。(;^_^A

この人達は、もう少し平穏な日々を過ごせないのでしょうか…?(謎)
そんなこんなで、突っ込みどころ満載なんじゃけどビール片手に最後まで
楽しんで見れましたわ♪

一話ずつの詳細レビューを書く余裕は無いので、ストーリーには触れませんが…。
秀逸じゃったのは、オダギリジョーの演技じゃったね。〇(≧∇≦)〇
白い歯と眩しい笑顔の坂口憲ニとは対照的な、親の借金を背負いこんでしまい、
大学を中退して出会い系サイトの、雇われ社長とかダークサイドへ転落中。
言葉数は少ないけども、ビシビシと伝わってくる。
何千万円という借金を返済したあとも、自分が運営していた出会い系サイトに
どっぷりハマってしまった健太(山崎樹範)の借金300万を、責任を感じてか?
肩代わりするコトになって、不可抗力ながらインサイダー取引の受皿企業の
運営を行なうはめに…。

とにかく「お節介」キャラの、友也(坂口憲ニ)とは対立する立場にあった。
「10回のうち9回お節介だと言われても、1回のSOSを見落とすよりましだ。」と
話す友也に、「おまえは、自分が空っぽだから、人の世話をしたがるんだ。」は
印象的じゃね。一見すると友也のお節介に、周りは救われたように見えるコトも
あった。何か見返りを期待しての行為でもなく、ホントに仲間を心配しての行動
だったしねぇ~。
相田みつをの言葉「親切と言う名のおせっかい。そっとしておく思いやり。」を
思い出した瞬間じゃった。親切のつもりでも、相手に煙たがられたりすると理不尽
な気持ちにさせられる…。なかなか人の世話をするのは難しいもんじゃ。

全体的なテーマは、「みんな大人になろうよ。」ってコトでしょうか…?
特に、美冬、恭一、友也、健太は精神年齢もお子様じゃったね。
最終的には、武の死を受け入れて新たな一歩を踏み出す場面で終わるん
じゃけど、美冬がホントに成長できてるのか不明…。( ̄□ ̄;)!!

これを見終わったら、年賀状だけのやりとりでしばらく疎遠になってる、
中学時代の幼なじみに連絡をとって飲み会をしたくなりました♪