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2014年2月11日

上村愛子の五輪メダルへの挑戦が終わった...。

今までの五輪とは違って、気負いなくリラックスした雰囲気でレースに挑んだ
ソチ五輪での滑走後、やりきった感から得点を見る前に涙があふれた...。

上村愛子 ソチ五輪

上村愛子の挑戦が終わった...。(T_T)

16年前の長野五輪での活躍で彼女の存在を知ってから、応援してきましたが、
競技に取り組む姿勢や人間的にも素晴らしく本当に尊敬に値します。

今回の五輪を終え、言い訳も泣き言も言わない、愛子に感動さえ覚えた。
何度みてもレース後のインタビューでこっちが泣きそうになるわ。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

バンクーバー五輪のあとにも引退がささやかれていましたが、
あの時は、必ず世界の舞台に戻ってくると確信していました。

でも、今回の晴れやかな笑顔を見ると、これで終わりなんだなと感じた。

今まで本当にお疲れ様でした。


今度こそメダル、獲得できたと思ったんだけどなぁ...。
正直、スーパーファイナルの滑走を終えて得点を見た時の印象は
「点数でなさ過ぎ!」でした。Σ(´∀`;)
やっぱ一番目に滑ると、得点抑えられるのは仕方ないのかなぁ...。

上村愛子のターン技術は、世界でもトップレベルと言われている。
スキーのエッジで確実に雪面をとらえ、コブをクリアしていく。
高度な技術を必要とするカービングターン!!

しかし、W杯で上村愛子が総合優勝したあと、他の国の選手たちが
カービング技術に追随することができず、あげく採点基準が見直され、
スキーを横に滑らせることへの減点が緩和された。
以前なら減点となったスライドターンが、高得点を生むようになった。

日本人選手が活躍すると、欧米有利にルール改正されることは
いろんな五輪競技で常にあることで、JOCはじめ日本の協会の
政治力のなさを嘆くばかりなのですが。(;´д`)トホホ...

更に去年の夏、ジャッジクリニックで!

その一つの要因がターンポイントだった。上村が得意とするカービングターンはエッジを効かせ、こぶを削るように滑り、斜面を滑り降りていくが、現在の主流は、板をスライドしながら接雪時間を長くするターンで、「去年の夏くらいに、ジャッジクリニックがあって自分のベース点を定められました。それをシーズン中には知っていたのですが、私のベース点がすごく低いんです」と不利な状況にあることは自身でも認識していた。  それでも「(カービングターンを変えるという選択肢は)もうできなかった。でもスライドも使いながら、縦にも滑りながらで、自分らしい滑りをして去年よりターンも良くなっていた」と五輪に向けて、しっかり自分の技術を高めていた。

http://sochi.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201402090006-spnavi

どーいうことかと言うと、各選手に実績?が考慮され基礎点が予め振られて
いるってことらしい、里谷多英も今朝同様のことをTVで喋っていました。
そもそもの基礎点に差があるので、誰にも判る明確なミスをして原点されても
女王ハナ・カーニーの方が、得点が高かったと...。

こんなカラクリがあったとは。:(;゙゚'ω゚'):

他の選手は板をズラして滑ってることばかり強調してたけど...。
解説の豪太さんも、ちゃんと伝えてよね。

W杯ならまだしも、一発勝負の五輪にそんなルール存在の意味が判らん。
予選2回、決勝を3回も滑らせるなら尚更のこと...。
基礎点の高い選手だけで五輪やってくれよ。デキレースじゃん。(●`ε´●)
嘗ての里谷多英のような一発逆転の下克上なんてもう無理じゃん。

上半身のブレない美しいスライドターンで、タイムも速い女王の滑りなら
まだ納得も行くけど、コブに弾かれバランス崩し転けそうになってタイムも遅い...。
この日のハナは他にもミスも目立った...。

方やタイムは誰よりも速く、積極的な攻めの滑りで若干コブに弾かれた箇所も
あったけど、後傾姿勢になるなどバランスを崩すことも無かった愛子...。

一ファンとしては愚痴も言いたくなる結果だわさ。

もう一つ気になるのが、ほとんどノーミスのハナ・カーニーのファイナルでの
滑走時のターン点と、大きなミスのあったスーパーファイナルのターン点が
ほとんど変わらないのは、どう説明されるのでしょうか?

このあたりは、JOCはしっかり抗議して確認して欲しいものです。

メダルこそ獲得できなかったけど、スピードとテクニック、そして滑りの美しさが
高次元で融合した、文句なしにカッコ良かった世界最高峰の滑りだったよ!!

上村愛子の滑りを忘れない!!

「モーグル最高!」って叫んでたこの頃と同じ、プレッシャーとか重圧は
どこ吹く風で、晴れやかで清々しい気持ちで、最後の五輪を心から満喫したん
でしょうね。いつだったか言ってた「楽しく頑張る!」が体現できたのでは?

そして最後にジャスティン、金メダル獲得おめでとう♪
姉妹での表彰台、素晴らしかったです。

ジャスティン・デュフォーラポイント ソチ五輪金メダリスト

公式Blog:上村愛子「ソチオリンピック2014

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