Adobe Flash Player.

This content requires the Adobe Flash Player.

2007年8月 6日

62回目のヒロシマ。

今から62年前、アメリカは広島に「ウラン型」、長崎に「プルトニウム型」の原爆を、
終戦を目前にして、戦後の大国支配、世界支配を目論んで、核実験、人体実験を行い
ました。しかしながらアメリカの学校教育では「原爆の使用が早期終戦をもたらし、
何百万人もの日本人の命を救った」なんて無茶苦茶な理屈を国民に刷り込んでいます。

1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」が、広島市上空で世界初の原子爆弾「リトルボーイ」を投下しました。熱線と衝撃波によって市街は壊滅し、市街は全滅、市民約14万人が死亡。その後、原爆症等で亡くなった人を含めると犠牲者は25万人以上。世界初の核兵器による都市攻撃だった。


朝から、祈念式典のようすをNHKで中継していました。
さすがに出勤中で運転中だったので、一緒に黙祷をすることはできませんでしたが
弱腰の国の首相が、どんな顔をして挨拶するのか興味を持ってみていました。
「世界の核縮小に向けて、先頭にたって行動していくことを、今決意しました。」
てな雰囲気のことを喋っていましたが、カンペを見ながらでは説得力ナッシング!
誰かに書いてもらった、心にもない原稿を読んでる感じがありありと…。(;^_^A
一方で広島市長は「アメリカ寄りの路線にハッキリとNO!」を表明した立派なもの
でした。


確かに核兵器は戦争抑止力となるかもしれない…。
でもいつ間違いが発生するかも。
核は人類が手を着けてはならない「パンドラの箱」じゃと思う。

だからこそ、広島や長崎の平和を祈る思いは大切なんじゃと思うんよ。
それなのに、前防衛相が原爆投下を、「しょうがない」との発言。
今もなお大勢の『核』の被害者が苦しんでる現状を知らないのでしょうか?

そしてついこの間起こった東京電力の柏崎刈羽原発事故では、地震大国であり、
日本という危機管理のできない国の国土の上に、稼働中の原発が55基もあることを、
改めて知らされました…。
事故後、IAEA調査団による現場視察申し入れも、政府は事故の後に一度断っています。
原子爆弾と同じようなものが、55基もあることと同時に政府の隠ぺい体質に恐ろしさ
すら感じました。

首相には「全ての原発を停止します!」くらいのコトは言ってほしいわ。

「そんなこと言っても電気が不足するのに原発は必要でしょう。」って、
言う人は『核』の恐ろしさを、本当にわかって無いだけだと思う。(きっぱり!)
いちど「広島・原爆資料館」、「長崎・国際文化会館」を訪れてもらいたい。
そこにある展示品を見終えて、外にでたとき核の恐ろしさを再認識し同じコトは
言えないでしょう。それほどまでに強烈な印象を与えます。

是非多くの人に、一度は、訪れてもらいたいです。

日本は世界で唯一の被爆国であり、国を挙げて核兵器の恐ろしさ、愚かさを世界に
訴えていく義務があると強く思う。
日本にしか言えれない事があるだろうに…。
それだけに常にアメリカのご機嫌を伺いながらの、
今の日本の弱腰の政治家の弱腰の外交にも腹が立つ!!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://senna330.com/module/mt4/mt-tb.cgi/187

コメントする