2007年 F1モナコGP決勝
豪華絢爛さと伝統では他のサーキットの追随を許さないモナコGP。
でもね、抜きどころの無い公道コースってこともあって決勝レースは
退屈なものになりがち…。いつも予選が全てって感じですよね。
なので予選でチームクルーにミスがあって3回目のアタックができずに
Q1敗退で最後尾からのスタートとなった琢磨のポジションもあって
あまりテンションも上がることなく決勝スタートを迎えました。(;^_^A
予選後に琢磨は珍しく、怒ってましたねぇ~。
前戦で初ポイントも獲得して、モナコの予選に掛ける想いも強かったのでしょう…。
雨がらみの荒れたレースになるかとの予想もありましたが…。
マクラーレンの2台だけが異次元の速さで周回を重ねて、残りはピット戦略で
順位が若干入れ代わっただけ…。
途中で泳ぐ人に勝てずに、寝ちゃうアクシデント発生!( ̄□ ̄;)!!
結局、夜中のCS再放送を見ることに…。
こっちでも半分寝ながらの観戦じゃったけど。(爆)
■佐藤琢磨
「タフなレースだったが、ぼくたちはベストを尽くした。ぼくはこのサーキットで可能な最大限の走りをしたつもりだ。レースは渋滞があってとても難しかったが、コースがクリアなときはとても速い周回を走ることができたし、マシンもコンペティティブだった。しかし、モナコでは珍しくないことだが、何回か渋滞に引っかかり、それがぼくのペースに大きな影響を与えた。2回目のピットストップの前の渋滞では、ポジションを上げるチャンスを逃してしまった。ベストを尽くしてうまく遅れを取り戻すことができたと思っているけれど、もっとスピードが必要だとも思う。ただ、この困難なモナコGPでフィニッシュすることができたのは素晴らしいことだ」■アンソニー デビッドソン
「このレースを完走できたこと自体は成功だったと思う。今日の午後、コースに出たときはグリッドポジションから考えてもあまりいい結果は期待できなかったし、スタートも平均的なものだった。ルノーの1台と一緒にターン1へ突入し、接触してしまった。それで、ぼくのノーズコーンに穴があいてしまったんだ。しかし、マシンにはそれほど悪い影響が出なかったので、プッシュし続けることができた。その後のレース中盤、トゥルーリの後ろで抑えられている間に、マッサが1ラップ0.2秒ほどのペースで少しずつ追い上げてきていた。ぼくは距離が縮まるのを待って、彼に道を譲るタイミングを見計らっていた。ちょうど彼を前に行かせようと思った時に、ドライブスルーのペナルティを課せられたんだ。その時、彼はまだぼくの2秒ほど後ろを走っていたので、ちょっとフェアじゃないと思う。渋滞ではぼくは常にマナーを守ってきた。他のドライバーたちがブルーフラッグが出ても行動を慎まなかったから、もしかしたら、ぼくは見せしめのためにペナルティを課せられたのかもしれないね」■鈴木亜久里 チーム代表
「チームにとってはあまりいい週末ではなかった。このサーキットでは予選順位がとても重要だ。昨日のセッションがよくなかったので、難しいレースになることは予測していた。とはいえ、両ドライバー、そしてチームは今日もとてもいい仕事をしてくれたので、カナダではもっといいポジションで戦えることを期待している」
モナコで琢磨と言ったら、トンネル内で後ろからきたチームメイトのフィジコを
先に行かせるためにラインを外してのクラッシュが印象的なのですが…。
エンジンブローやペナルティなどで完走が無かったんね。
モナコ、初完走おめでとう♪〇(≧∇≦)〇
ただしマカオGPなどで優勝している琢磨ですから、過去の日本人ドライバが
そうであったように公道コースを苦にしないはず…。
決して17位完走なんかでは満足していないと思うんよね。
次戦は性格のガラッと変わるカナダGPですね。
チーム側は、今回の失敗を教訓に頑張って欲しいですね。
どこかのチームのように、同じ失敗を繰り返すことの無いように!!
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