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2006年11月18日

大好きな「恐羅漢」が…。

島根県との県境にある広島県最高峰の恐羅漢山(おそらかんざん)には大好きな
スキー場がある。大きく4つのコースが存在していて国設と民営に分かれては
いるものの、昨年までは「恐羅漢スキー場」として実質一つのスキー場としての
営業を行っていました。(≧∇≦)

昨年もピーク時には300cmを超える豊富な積雪量と、コンディションの良い日には
パフパフのパウダースノーを堪能できるコトも少なくない素敵なゲレンデです。

ここがホントに中国地方なのか?って思うほどです。ヾ(〃^∇^)ノ♪

恐羅漢スキー場

ネックはとても険しいゲレンデまでの道のりで、文字どおり車一台が通り抜ける
ことがやっとの曲がりくねった山道で、ガードレールの無い断崖絶壁の道中は
まさに恐ろしいの一言ですわ。ヾ( 〃∇〃)ツ

でもね、一昨年から立派な大規模林道を作って、大型バスも上がれるようにして
県外からの、客も増えつつあった…。

そして昨年、今まで国設側の運営を行ってきた林野庁の外郭団体から、
地元の三段峡ホテルに国設ゲレンデが売却されました。
まあ官から民へという、これも一つの構造改革の一環なのでしょうか…?(謎)


だがしか~し!!

このコトをきっかけに、両者の対立が始まります。
そしてなんと!「OSORA国設」として、一人歩きを…。( ̄□ ̄;)!!
単独で、リフト券の販売を開始するという。

どう言うことか…。
今年から「恐羅漢」の、国設と民営の共通リフト券がなくなります。

§OSORA国設
http://www.e-osora.com/

ご存知のように、恐羅漢山エリアには2つのスキー場があります。 1つは、昭和48年に当時の林野庁が運営開始した「国営恐羅漢スキー場」です。 平成3年までは林野庁が直接運営しておりましたが、平成4年に財団法人に事業譲渡され、「国設恐羅漢スキー場」という名称に変更され、平成17年には「国設恐羅漢スキー場」という名称と共に当社「(有)三段峡ホテル」に事業譲渡があり、「OSORA国設」の愛称で独自スタートしますのでよろしくお願いします。  もう1つは「三段峡観光(株)」が運営するスキー場があります。  同社とは昭和61年から共通リフト券を始め、昨年まで共通利用を行っておりましたが、このたび諸処の事情から共通利用を続けることが大変困難な状況となり、スキー場施設利用のお客様には大変迷惑をお掛けする事は重々承知の上、やむなく今年度より当社は単独の料金及びシステムで運営する事となりました。 誠に心苦しい事で御座いますが、なにとぞご理解を頂きたいと思います。

§恐羅漢スキー場
http://www.osorakan.co.jp/index2.htm

いつも恐羅漢にご来場いただきありがとうございます。  さて、ご存知の方もいらっしゃいますと思いますが、恐羅漢は昨シーズンより国設恐羅漢スキー場の経営が(財)林野弘済会より(有)三段峡ホテルに変わりました。  恐羅漢では、昨シーズンは共通券を販売しておりましたが、今シーズンに向けてOSORA国設(旧国設恐羅漢スキー場)は、当社に協議の申し入れさえないまま、共通券でなく独自のリフト券を販売するとして価格が設定され、既にOSORA国設のHPにて公表をされています。  当社の運営している恐羅漢スキー場も、例年この時期にはHPのリニューアルを行い、今シーズンの情報を公表するのですが、現在、何とか共通券にできないものかと関係機関と調整をしているところであり、ぎりぎりまで協議をしていきたいと考えております。  しかし、どうしても調整がされない場合はシーズンが始まりますので、11月下旬までに結論が出ない場合は、当社も単独のリフト券を販売するとして価格を設定し、HP上などで公表せざるを得ません。  皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。


この民営側のサイトのコメントを見る限りでは、なんとか共通券にしようと
努力されているように伺えますが、それに対してOSORA国設の方はというと…。

あの広いゲレンデを行き来できるのも「恐羅漢」の魅力です。(きっぱり!)
スキーバブルのころのリフト待ちが1時間以上なんて時代と違って、
これじゃあ今シーズンの集客は激減すると思うわ。( ̄□ ̄;)!!

きっとわい意外のオソラ好きも、共通券を希望していると思う。
利用者のことを無視した、最悪の経営者だと思われる。(▼▼)コラァ!!

繰り返します…。
今年から「恐羅漢」の、国設と民営の共通リフト券がなくなります。
先日の「里谷多英コース」の閉鎖は、対岸の火事って感じで受け止めてましたが…。
ショック大です。

(──┬──__──┬──)

全国各地からスキー場の倒産のニュースが聞こえてくる昨今にあって、
大好きな「恐羅漢」が、倒産に向けて走り出したような気がしてなりません。


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