栄光の『里谷多英コース』廃止( ̄□ ̄;)!!
1998年の長野オリンピックにて、モーグル競技の舞台となり日本人女子として史上初の冬季五輪金メダリストに輝いた里谷多英選手の活躍と栄誉をたたえ、オリンピック後に彼女の名前を冠した「里谷多英コース」と命名されていた長野市飯綱高原スキー場の名物コースが、閉鎖されることとなった。(;^_^A
1998年の長野五輪フリースタイルスキー・モーグルの会場となった長野市飯綱高原スキー場の「里谷多英コース」が、ゲレンデ縮小方針に伴い2007-08年シーズン限りで廃止される見通しとなった。同スキー場の運営の在り方を検討していた「飯綱高原交流促進検討会」が10日午前、市に提出したリニューアルプランの中で提案。コースの利用者が伸び悩んでいることなどから、鷲沢正一市長は廃止もやむを得ないとの考えを示した。市観光課によると、スキー場全体の利用者数は95年度の14万5000人余をピークに減少し、昨年度は6万5000人余にとどまった。過去10年間をみると、毎年7400万-1億4000万円余の赤字が出ている。コースごとの利用者数の統計はないが、里谷多英コースの利用は上級者に限られ、一般スキーヤーは少ないという。
リニューアルプランによると、リフト7基のうち利用者の少ない3基を廃止する。これに伴い里谷多英コースとほかの上級者向けを合わせて3コースを廃止し、スキー場全体についてファミリー向けの要素を強めるよう提言している。2007-08年シーズンにフリースタイルスキーのジュニア世界選手権大会が里谷多英コースで開かれることから、同シーズンまでは利用を続けることにした。
いくらコース設営にコストがかかる割に利用者が少ないからと言って…。
長野五輪後も何度も、W杯が開催されたりした。
一方で南斜面であって雪質もあまり良いとは言えないコースで、利用が
伸びず、栄光のコースもついに閉鎖だとか…。
そりゃ一般スキーヤー&ボーダーはモーグルコースを滑走することはできませんよ。
でもねファミリースキーで訪れた親子で…。
親:「昔ね、ここでオリンピックがあって、里谷多英が金メダルを獲ったんだよ。」
子:「そうなん!凄いねっ!ヾ(〃^∇^)ノ♪」
な~んて会話ができるだけでもいいじゃんね。
『里谷多英コース』は、このスキー場のアイデンティティでは無かったのか?
長野オリンピックではじめてモーグル競技を知ったって人も多いはず。
そして里谷多英の金メダルに憧れて、モーグルを始めた選手も少なからずは
いると思う。そんな、感動の舞台となったコースが消えるのは非常に寂しい
ニュースですわ。(⌒~⌒ι)とほほ...
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