Adobe Flash Player.

This content requires the Adobe Flash Player.

2005年10月18日

カープ改革元年?!その弐

カープ改革元年?!その弐

村上ファンド、阪神電鉄、TBS、楽天などのキーワードで昨年に続いて球界再編成の話題がマスコミを賑わせている。
この件に付いて意見を訪ねられた読売のナベツネ氏は…

「1つの法人が2つの球団を持つことは厳禁。三木谷君にも言ってある」

「村上の背後に宮内さん(オリックスオーナー)がいる。そうするとオリックスと阪神はキャピタル(資本)が一緒だよな」

「財界、政界の大物がホリエモンを後押しして、カープを買わせようとしているからオレは怒ってるんだ。」

と、ライブドアが水面下でカープを買収しようとする動きが有ることを暴露し、ライブドアに不快感を示す松田オーナーに同調する姿勢を示した。昨年の球界再編問題での混乱の責任を獲って失脚したナベツネ氏だがチーム削減の後に1リーグ案はまだ捨ててないと思う。なので昨年の構想を邪魔されたホリエモンがカープを買うことは許されないのであろう。ライブドア潰しとして巨人に頼まれて球界に参入した楽天の社長のことは「三木谷君」と呼び、一方では「村上」「ホリエモン」と呼び捨てしているところからも両者の敵対関係が伺える。

タイガースファンの間では星野仙一シニアディレクター同様に村上ファンドに不快感を示す意見が大半かもしれないけど、わいはライブドアのカープ買収案に賛成じゃったりする。(きっぱり!)

12球団の中で唯一の親会社を持たないかたちで独立採算での黒字経営を続けていると球団側は豪語しているが、活躍した翌年高額年俸を要求してくる外国人は即解雇、FAで生え抜きの選手の引抜きにも情に訴える以外は無力、ドラフトに逆指名制度が導入され有望選手は資金力のあるチームに集中し、カープの戦力は著しく低下の一途をたどる。それにくわえて市民球場の老朽化も激しく娯楽施設としての魅力にも乏しいため、観客動員数も低空飛行を続けてまさに負のスパイラルにハマっている。パ・リーグとの交流戦の関係で1試合1億円のTV放映権と言われる巨人戦が減少した関係で今期は赤字経営に転落するのではないかと噂されている。さらに今期の視聴率の低迷を受けて放映権料が5000万円に暴落するとの話もある。カープ主催の巨人戦が11試合なので単純に5億5000万円の収入減が予想される。親会社からの補てんの無い現在の経営のままだと乱暴な方法だが5人の一億円プレーヤーを切る必要に迫られる。仮にそんな事態になると、楽天を上回るシーズン100敗する可能性だって否定できない。さらに数年後には新球場が完成する見込み、年間使用料も現在の市民球場よりも高額になることは必須。経営が「ジリ貧」なのは間違いなく、このままではFA等による選手の年俸高額化、年間10億円の大阪ドーム使用料に経営が圧迫されて消滅してしまった、昨年の近鉄バファローズと同じ轍を踏むのではないかと、カープ消滅が本気で心配になってくる。それも現在の経営陣に任せておくと近い将来!!

などの上記の理由によってカープには優秀な経営者が必要なのだ。「広島市」にカープ球団が存続できるのであれば、”東洋”カープが”ライブドア”カープになっても一向に構わない。近鉄バファローズの悲劇は二度と繰り返してもらいたくない!!もちろん何処かの金満球団のようになってもらっては困るんじゃけどね。市民球団としてのスタンスは崩して欲しくは無い!!

前にも書いたけど市民球団だと思われているカープ球団の株式の状況は、たった9人の株主で形成されていて、筆頭株主のマツダ(株)、次が松田元オーナーで全体の約6割を占めている。後は系列会社と松田家の親族で固められていて、結局のところ実態は松田家ワンマンの中小企業なわけで、「市民球団」という言葉を隠れ蓑に、運営には口を出さない姿勢をとってます。先代オーナーの故・松田耕平氏は、カープを「市民」の宝として育てるため、先見性のある環境づくりに努められました。しかし残念ながら現オーナーの松田元氏には、こうした「責任ある将来展望」には全く手を付けていない。経営改善、将来に対する明確なビジョンをファンに対して提示できないのなら、カープ球団の経営を第三者に受け渡すべきです。新球場問題に対してもカープ球団はまるで他人事のよう、新球場が完成して最も恩恵を受けるのはカープ球団です。逆に新球場の最大のコンテンツはカープ球団でもあります。経済的、文化的に地盤沈下する広島の活性化するためにも、新球場建設と球団経営改革はセットで考える必要があると思う。新球場建設が現実のものとなれば、球団運営の抜本的な改革が急務となる。是非とも今オフには経営陣の大改革を行って欲しいものです。

カープが潰れて縮小再編の流れがおきて1リーグ制が導入できればナベツネ的にはOKなんじゃろうけど…。むしろナベツネの今回のホリエモンバッシングは表向きには松田オーナーに同調しているけども、本質的には昨年からのホリエモンに対する恨みと、カープ球団を潰して1リーグ制を導入してしまおうとしているのではないかと感じられる。

負けるな、ホリエモン!ナベツネの魔の手からカープを救ってくれろ!!

わずか半年前に「政治家は絶対にやらない」と著書にてコメントしているホリエモンが、自民党の公認を断ってわざわざ広島から立候補したのも選挙での敗戦は想定内のことで、国会議員になるのが目的ではなくカープ買収が本来の目的だったのではと勘繰りたくもなる。(笑)

新球場の開発が頓挫してしまったエンティアム案は民設民営でしたが、JR東広島駅貨物ヤード跡地に新球場を建設する新案では公設民営ですので多額の税金を投入しての建設です。より今まで以上に計画を練って欲しいものです。

カープ改革元年?!その壱

カープ改革元年?!その壱

昨夜、千葉ロッテマリーンズがプレーオフ最終戦に勝って31年ぶりのリーグ制覇を成しとげました。おめでとう!!( ^-^)ノ∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*
ロッテオリオンズから1992年に現在の千葉ロッテマリーンズとなり、現在までの成績と歴代監督は下記のとおり。

1992 6位 八木沢荘六
1993 5位 八木沢荘六
1994 5位 八木沢荘六
1995 2位 B.バレンタイン
1996 5位 江尻亮
1997 6位 近藤昭仁
1998 6位 近藤昭仁
1999 4位 山本功児
2000 5位 山本功児
2001 5位 山本功児
2002 4位 山本功児
2003 4位 山本功児
2004 4位 B.バレンタイン
2005 1位 B.バレンタイン

バレンタイン政権以外ではAクラス入も一度も無い散々な状態、熱烈なマリーンズファンにはバレンタイン氏が神様に見えることであろう。前々から書いているけど戦略面はもとより勝つための雰囲気造りが巧いのでしょうね。

カープ改革元年?

一方で、8年連続でのBクラス、12年ぶりのセントラルの最下位となったカープ。来期から山本浩二監督に変わって、元カープの外野手で、米国3Aバファローの前監督マーティ・ブラウン氏(42)が確定。昨年にはリーグ優勝して最優秀監督に輝くなど実績もある。「センターラインの強化と積極的なプレーで予測不可能な野球をやりたい。」と抱負を話している。3Aの監督の座を捨ててカープに帰ってくる心意気と、現役時代のヘッドスライディングやダイビングキャッチを彷彿させるガッツ溢れる野球を期待したいものです。カープの外国人監督となると、初優勝の1975年のジョージ・ルーツ氏以来の2人目。当時のカープに染みついた負け犬根性を一掃して、勝利への情熱を植えつける意識改革で、80年代の赤ヘル黄金時代の基盤を築いた。ブラウンはルーツの再来となり得るのか?!

外国人監督の最大の利点は、固定観念無く選手を白紙で見れるところか?
そのためには毎年繰り返される投壊現象の責任を取ることなくコーチに居すわる川端氏を、はじめ仲良しグループ的印象の強い現コーチ陣にもどれだけメスが入れられるか注目したいところ。

…って、いきなり小早川毅彦氏の打撃コーチの話が報道されてるなぁ(笑)
江藤の台頭でチームを追われるかたちでヤクルトに移った小早川のカープ復帰。
控えにまわる事の多かった晩年の小早川に対して市民球場の外野スタンドからコンバットマーチにのせて「働け!働け!コバヤ○○!!」とエールを送ったことは誤る。(爆)
ブラウン監督とコミュニケーションを密にして、監督の意向をしっかり理解し順応して仕事をしてもらいたいものです。
チームリーダーの野村謙二郎も引退をした今こそ、チーム改革の時であろう。

コレを期に現ロッテのコーチの高橋慶彦も復帰させてください。m(_._)m

そして来年はカープ改革元年としてください。
一人バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティ・ブラウン監督の手腕に期待っす。

カープ改革元年?!その弐

1