鴨っ!?
映画館で予告を見たときに、気にはなっていたのですが、観ることができなかった
『壬生義士伝』が、昨夜の木曜洋画劇場で放送されてた。ヾ(〃^∇^)ノ♪
新撰組に実在した剣の達人、南部藩の下級武士の吉村貫一郎という人物が主人公。
家族を支えられない程の、貧しい生活を苦に、脱藩して新撰組に入り…、
明治維新での大義のためには死ぬことも恐れない新選組隊士のなかにあって、
「死にたぐねえから人を斬るのす。」と言い、故郷に残してきた家族のため仕送りを
するがゆえ、お金に執着する吉村寛一郎。
『 義 』のため、愛する家族のために、幕末維新の激動の中を、
必死に生きていく様が力強く描かれていました。
楽しみにしてテレビにかじり付いてたら、冒頭から明治34年とかでて村田雄吉が
でてきてびっくり。ヾ(〃^∇^)ノ♪
そして村田雄吉の経営する医院に、体調を崩した孫息子を佐藤浩市が担ぎ込んで
きて回想シーンへと…。
主人公、吉村貫一郎(中井貴一)の新撰組への入隊式のシーンで、
近藤勇・土方歳三・沖田総士らの新撰組の隊士とともに、だんだら模様の
羽織を着た、佐藤浩市を見たときに思わず。
「鴨っ!?」( ̄□ ̄;)!!
と、言ってしまいました。
すいません役が違いますね、(;^_^A
NHK大河ドラマ「新撰組!」が大好きだったので…。
ここではオダジョーの演じていた、斉藤一が佐藤浩市ですね。
そしてそして、山南敬助役だった、堺雅人が沖田総司です。ヾ( 〃∇〃)ツ
主役の中井貴一も「携帯忠臣蔵」での情けない、大石蔵之助のイメージが…。
赤穂浪士も、だんだら模様の羽織(こちらが元祖)だったのでキャスティングを
整理するのに、若干苦労しました…。(笑)
しかし、いわゆるヒーロー物語では無くて、凄く人間的でいて奇麗事ではない
泥臭さもある、とても良い映画だったよ。(キッパリ!)
最期を向かえた時に、吉村貫一郎が、故郷へ戻り愛しい妻と子供たちをその手で
抱きしめたいと、家族に話しかけるような長ゼリフに感動し…。
貫一郎の死を告げられた妻が、遺品となった髷を手に泣きながらも、
しかし笑顔で、「旦那様、ほーーんにお疲れさんでがんしたぁ、
私ら家族のために銭っこ稼いでくれて、ありがとうでがんした。」の
セリフに号泣です…。(T^T)
やはり新選組には、滅びの美学がありますよねぇ~。
彼らこそ幕末に生きた、最後の武士じゃと思うわ。
浅田次郎の原作も読んでみたくなったと同時に「新撰組!」を
もう一度、見なおしたくなりました。
若々しいキャスティング含めて、「新撰組!」は良かったよねぇ。
うん、うん。〇(≧∇≦)〇
そして一言、やっぱり、佐藤浩市は芹沢鴨じゃわ!(ぼっけぇ笑)
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