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2006年2月21日

トリノ五輪、女子カーリング日本代表、決勝進出ならず!!

カーリング日本代表(小野寺歩、林弓枝、目黒萌絵、本橋麻里)

カーリングは長野オリンピックの時に初めて正式種目になって、男子の日本vsアメリカ
のタイブレークまでもつれ込んだ大接戦をTVで観戦して、カーリングの面白さを知っ
てから、4年に一度カーリングがマイブームとなります。(≧∇≦)

ほんの僅かな距離の差で負けた時の、敦賀信人選手の悔し涙は今でも鮮明に覚えています。
なので過去記事にも書いていますが今回のトリノ五輪でもモーグルの次に、密かに楽しみ
にしていた競技です。ヽ(´▽`)/

でも男子は出場できず、女子のみの参加で前半戦はミスや、弱気の戦術から苦戦が続い
ていました。1戦目のロシアに負けて、序盤戦を1勝3敗と大きく負け越。10ヶ国の総当
たり戦で決勝に進める上位4ヶ国に残るのは最初の2日で絶望的かと思ってたら…。
そこから頑張りましたねぇ。まさか最終戦まで予選突破の可能性を残して戦うとは想像
していませんでした。アッパレ♪

今朝も早起きしてスイス戦をTV観戦したのですが残念ながら敗れて準決勝に進むコトは
できませんでした。たとえ勝っていてもカナダも勝ったので無理だったのですがね。
でも最後まで善戦して見せ場も作ってくれました。

しかし何より嬉しいのが、長野の時にはカーリングに付いて話ができる人が周りには
皆無だったのに、トリノでの日本代表チームの活躍でカーリングに注目があつまり
「昨日の第8エンドの小野寺さんのショットは良かったよねぇ♪」などど、昼休みに
事務所のお姉さんらと、普通に会話が成立するコト。ヽ(´▽`)/

放送時間が長いので、中継をみていて自然とルールも身についたみたい。
やっぱり数手先を読んでの戦術的要素と、正確にストーンを通す技術と、神のみぞ知る
運命的要素が絡み合って面白い競技ですよね。(≧∇≦)
あと、林選手や小野寺選手の真剣勝負に向かう凛とした美しさと、勝った時に見せる
喜びの表情が魅力的なんでしょうね。
最近では一般紙の朝刊の一面も女子カーリングですからねぇ~♪
今だけメジャースポーツの仲間入り?(謎)
海外のメディアからも取材されてたし、外国人の日本応援団までいたしね。(≧∇≦)
メダル無しと大苦戦する日本勢にあって、想像以上の注目度ですわ。

しか~し中継のアナウンサーに一言いいたい!!
バラエティ番組ならまだしもNHKの中継でアスリートに対して「マリリン」はどうかと
思うぞ。他にも「ミキティ」だとか「ヤワラちゃん」だとか勘弁…。(;^_^A
国営放送のスポーツ中継のアナウンサーは硬派に喋って欲しいものです。

一方で、ソルトレイクの時の敦賀信人選手の解説もなかなか良かったのですが…。

今回の解説の小林さんの素晴らしいこと、日本贔屓の解説ではなく相手チームの素晴
らしいプレイは素直に評価して、常に冷静な分析で、ほんとにカーリングが大好き
なんだなと小林さんの人柄が伝わってくる、判りやすい解説ですごく良かったです。

第6回「カーリングの小林さん」って知ってる?
      ↑
このコラムは秀逸ですわ。(≧∇≦)


序盤の取りこぼしが響いて、予選突破はなりませんでしたが、強豪カナダを倒す
大金星は立派です。

小野寺歩、林弓枝、本橋麻里、目黒萌絵、寺田桜子の5人の「カーリング娘。」は
よく頑張りました。ヽ(´▽`)/

林選手 「目標の1つは、カーリングの楽しさを広く知ってもらうということ、2つ目が予選を通過することでした。」
小野寺選手 「もう2日でも3日でも、ずっとオリンピックで試合を続けたかった。」

試合後に涙ながらにこう語った彼女たち…。
ソルトレイク後に北海道での競技を継続することが困難になって、カーリングを
続けるために青森に移り住んだ。マイナー競技の多い冬季種目の練習環境はどれも
満足なものではありません、でもコレだけ日本中を沸かせたのだから、カーリング
の環境を整備して彼女たちにカーリングを続けさせてあげてください。m(_._)m

これで今回のトリノ五輪の注目の競技は終わったなぁ~。(;^_^A

カーリングが盛り上がったので、もうメダル無しでも良いよぉ~。
それなりに充実したトリノオリンピックを堪能いたしました。
日本代表の各種目の選手の皆さん、ご苦労さまでした。m(_._)m

2006年2月16日

トリノオリンピック・男子モーグル&前半総括

なんだかんだと言いながらトリノオリンピックの中継を夜中まで見てしまう。(≧∇≦)

昨夜は、男子のフリースタイルスキー・モーグルの予選と決勝が行われました。
やっぱりド迫力ですね、ターンもエアも女子のそれとは桁違いです。ヽ(´▽`)/

金メダルはデール・ベック・スミスで、予選も安定した滑りで1位で通過ですわ。
今季のW杯で4勝、2位が3回という抜群の成績でトリノに乗りこんできただけのことは
ある。それでも今回の滑りは格別だった様子で「これまでで一番の出来だ!」と喜びを
爆発させてた。現在21歳のベッグ・スミスは13歳の時に兄とウェブ広告関連の事業を興し
現在はランボルギーニを乗り回す「IT長者」としても有名。

銀メダルはミッコ・ロンカイネン!!予選13番目と決勝では前半スタートにも関わらず、
驚異的な21.87秒というタイムをたたき出したものだから、後続の選手たちが大変!!
ミッコのタイム越えを目指して、ガンガン攻めてる滑りは見応えがありました。
それでもベック・スミスの安定した滑りはやっぱり凄いわ。(≧∇≦)

銅メダルはトビー・ドーソン。彼も上記のメダリストに引けをとらない凄い滑りを披露して
くれましたわ。アジア系のドーソン選手ですが、韓国出身ナノです。
乳児のころに韓国の警察署の前に置き去りにされていて、幼少時代を孤児院で過ごします。
後にアメリカ人のドーソン夫妻に養子として引き取られます。
なのでドーソン選手の正式な生年月日などは不明だとか。(⌒~⌒ι)とほほ…。
周囲への恩返しの気持ちから、両親と離ればなれになった子供たちを支えるボランティア
活動なども積極的に取り組んでいる。
今回のメダル獲得の大活躍を実の両親も見ていてくれたでしょうか?
メダル獲得の目標を果たし、これから実の両親捜しを検討しているとのこと。


そして注目の日本勢はと言うと…。
W杯の開幕戦での再現が期待された附田雄剛ですが、尾崎快とともに残念ながら予選落ち。
日本勢は上野修が決勝に進出したものの、決勝の滑りはミスがめだって20位。

今回が最後の五輪となるヤンネも、エアのランディングに失敗して16位と下位に沈んだ。

あと、上村愛子も里谷多英らと日の丸を振りながら男子の応援にきてましたね。
笑顔でオリンピックの雰囲気を楽しんでるようでした。

金メダル獲得のデール・ベッグスミス選手


§トリノ五輪、せなっち♪の前半総括

ここまで日本勢のメダルは無し!!
日本のマスコミはメダル、メダルと視聴者を煽りすぎじゃわ。
開催前の海外メディアの客観的予想では日本のメダルは銅2個とのことなので
アクシデント等あって加藤条治の失速は痛かったけど、予想どおりの結果でしょう。

結局、長野の時が凄すぎたんよ…。( ̄□ ̄;)!!

モーグル女子、里谷多英
スピードスケート、岡崎朋美、清水宏保
ショートトラック、西谷岳文
ノルディックジャンプ、岡部孝信、原田雅彦、葛西紀明

船木和喜以外の長野オリンピックのメダリストたちは今回のトリノにも出場している。
もちろん彼らは冬季スポーツのヒーローで素晴らしいアスリートで、日頃の努力があって
トップに君臨し続けていて尊敬に値するのだけど、長野五輪以降の若手への世代交代が
できなさ過ぎじゃわ。( ̄□ ̄;)!!

前回のソルトレイク五輪でもメダル獲得したのは、里谷多英、清水宏保ですからねぇ~。
JOCを筆頭にした各競技の連盟のお偉いさん、真剣に今後の若手育成を考えないと
長野オリンピックのスターにばかり頼ってると、この先メダルなんて夢物語になりますよ。
あとハーフパイプの兄弟には、競技以前に人前に出しても恥ずかしくない喋り方を指導
をするコトが先決じゃわ。( ̄□ ̄;)!!

そんななかでの岡崎朋美選手の滑りには感動を覚えました。
ヘルニアの手術までして見事にカンバックして、あわや銅メダルの4位は立派です。
富士急に入社した当時「あの娘は顔で入った」と陰口を言われ、それが悔しくて
厳しい練習に打ち込んだとか…。(≧∇≦)
年々記録の伸びてる限界知らずの岡崎朋美選手には脱帽です。
メダルの期待がかかる2本目のスタートで、ラインを踏んだと”フライング”をとられ
あわや失格の窮地に追い込まれながらも、まずまずの100m通過タイムでしたが相手の
ほうが速かったので焦ったのか、ストレートに出たときに上体が浮いてしまいそのまま
第2コーナーに突入してしまい最もスピードを出す場所でバランスを崩してしまった。
眠気も吹き飛ぶまさにドキドキの瞬間でした。ヽ(´▽`)/
結果1回目と同じタイムで4位。メダルまで100分の5秒足りませんでした。

まだ1000mが残っているので、岡崎朋美の素晴らしい滑りに期待ですね。

ショートトラックの神野由佳も惜しかったねぇ、
頑張って善戦しているのですが…。チョット不運だったわね。
でも、これがショートトラックです。

今夜も氷上のチェスこと、カーリングを見てしまうんだろうなぁ~。(≧∇≦)
長野五輪の時に初めて見たんだけども、コレが以外と面白いのよねぇ~。
4年に一度、カーリングが静かなマイブームとなります。(ぼっけぇ笑)


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