フリースタイルスキーのW杯は14日、ディアバレーで第5戦が行われ、
女子予選で上村愛子は23.61点の2位となり、決勝に進んだ。〇(〃∇〃)〇
伊藤みき、18.67点・22位、村田愛里咲が18.19点・26位で予選落ちで、
里谷多英は腰痛のため3戦連続で欠場。
前回のレースで2位表彰台をゲットして、調子も上がってきているので
そろそろ愛子の今季初優勝を期待していたのですが...。
第1エアの着地がやや乱れ、23.93点で5位に終わった。(残念)
それでも「前回はスキーの技術面、今回は精神面でいい感じをつかめた」
と、右肩上がりの調子の良さを強調し「今季初めて集中して滑れた」と
レース後のコメントのように気持ちが落ち着き、滑りも安定してきたのは
大きな収穫なのか?
ジェニファー・ハイルとヘザー・マクフィが24.59点で同点優勝。
ジェニファーは第3、4戦に続く3連勝でW杯通算24勝目。
マクフィーは初優勝です。
現在、モーグルには3人の女王と呼べる選手がいます。
2009季W杯種目別総合優勝の
そして2008季W杯種目別総合優勝、
2009猪苗代世界選手権モーグルとデュアルモーグルの2冠達成の
トリノ五輪金メダルでW杯4年連続種目別総合優勝の
今季開幕前には、この3人の三つ巴の争いになるかと想像していましたが
母国開催でのバンクーバー五輪で五輪2連覇に向けて、ジェニファーの
圧倒的な安定感のある滑りに翻弄されている感じです。
ハナ・カーニーもトリノ五輪や世界選手権で予選落ちするなど
ココ一番の大勝負に弱い印象があります、愛子もメンタル面の弱さが
指摘されてきました。
やはり大きなミスをしない精神的にもタフなジェニファーの
滑りは驚異ですわ...。
五輪前のW杯は16日の第6戦と21日の第7戦を残すのみ。
心技体はかみ合ってきた感じなので、残り2レースを勝って
弾みをつけたいですねぇ〜♪
モーグル女子 上村愛子、伊藤みき、里谷多英、村田愛里咲
モーグル男子 西伸幸、附田雄剛、尾崎快、遠藤尚