
そして今年のハンガリーGPの現場に、福井威夫社長が激励に訪れていた。
福井社長は本田宗一郎氏に薫陶を受けた最後の社長と呼ばれていて技術畑出身です。
このタイミングで久しぶりの勝利を飾ったことに、偶然意外の何かを感じられますわ。
中本さんら多くのホンダスタッフは、優勝に涙していたとのこと…。
天国で「オヤジさん」は、よくやったと微笑んでくれてるような気がします。
そして「今度はドライコンディションで圧倒的なパワーで、ねじ伏せろ!」とも…。
そして我らが佐藤琢磨は、厳しいコンディションの中でSA06で初完走の14位ですわ♪
■佐藤琢磨 14位
「今日は天候が悪かっただけではなく、ギアボックスのトラブルも抱えていたので、厳しいレースとなったが、完走することができてハッピーだ。レース序盤は好調で、実際ミッドランドとの距離を広げることができ、これにはとても勇気づけられた。しかし、ピットストップの後にクラッチにトラブルが生じてほとんど運転できないような状態になって、一時はレースを完走できないのではないかと思った。幸い、コックピットからセットアップを変更して問題を解決することができたが、その後、ギアボックスに問題が生じて、一つギアを失ってしまったので、そこからはマシンのドライブが困難になった。ただ、何とか最後まで走りきり、レースを完走することができてうれしい。夏の休暇に入る前に、このデータを得ることがチームにとっては、とても重要だったからね」
■山本左近 リタイア(1周目)
「今週末はかなりいい滑り出しだったので、レースをグリッドからスタートすることを楽しみにしていた。ラインをよけて、まずまずのスタートをきることができたが、第1コーナーで前の数台を抜こうとして、エンストしてしまい、そこで僕のレースは終わってしまった。僕にとってはまた残念な結末になってしまったが、チームはここハンガリーでSA06をかなり向上させることができたと思う。その一方で、Hondaの優勝はすばらしかった。僕たちのファミリーの一員である彼らにおめでとうと言いたい」
■鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「難しい天気の中での難しいレースだった。左近はいいスタートをきり、第1コーナーでオーバーテイクを試みたが、ブレーキのタイミングが遅れて、残念ながらエンジンストールさせてしまった。琢磨はいいレースを戦った。特にウエットタイヤで走ったオープニングラップはよかった。その後、クラッチのトラブルに苦しみ、マシンがとても運転しにくくなってしまった。それに追い打ちをかけるようにギアボックスにも問題が発生したが、彼はどうにかプッシュし続けて、レースを完走してくれた。今日もチームは非常にいい仕事をしたと思う。ピットストップも素早かったし、トラブルも解決できた。そういう意味では、今回のレースに満足している」
ホンダの第3期初優勝はバトンに譲ったけど、近い将来「日の丸」をポディウムの
真ん中に掲げてくださいね。その時はみんなで号泣しましょう。ヾ( 〃∇〃)ツ

