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山本浩二監督が今季限りで辞任。

by せなっち♪[Carp - 前田智徳]
2005-09-15 21:20:17
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先般、一般には公開されていない(株)広島東洋カープの営業報告書(第49期(平成16年1月1日〜平成16年12月31日))を入手しました。わずか10ページばかりの報告書には「営業状況」や「会社の概況」として最低限の指標は掲げられているものの、今後、カープをどのように運営していこうという経営方針は見当たらず、その意気込みも伝わってきません。
また「株式の状況」を見ると、現在の株主数はたったの9人です。筆頭株主はマツダ(株)で34.2%、次は松田元オーナーの20.4%、後は系列の会社と松田家の親族で固められています。私たちが市民球団と思っているカープは、実は特定少数の株主で占められているのです。
しかも筆頭株主のマツダ(株)は球団経営は松田家の家業だからと運営には口を出さない姿勢をとってます。先代オーナーの故・松田耕平氏は、カープを「市民」の宝として育てるため、先見性のある環境づくりに努められました。しかし残念ながら現オーナーの松田元氏には、こうした「責任ある将来展望」には全く手を付けておられません。
現在のカープ球団は7年連続Bクラス、今年も最下位を独走しています。12球団最弱と言えるでしょう。負のスパイラルに陥っているのです。「エンターテインメントとして魅力がない→観客動員数の低迷→資金難→有力選手の獲得困難、有力選手の流出→チーム成績の不振→エンターテインメントとして魅力がない」このような低迷が続き、将来に向けての明確なビジョンを球団はファンに対して提示していません。つまり、監督がどうのこうのと言う以前の、カープ球団の経営の根幹が間違っているのです。球団経営には二つの重要な点があります。
内の改革(自らの改革)

外の改革(日本プロ野球界全体に対する働きかけ。FA、ドラフト問題など)

カープ球団は両方とも怠っています。「市民球団」という美しい言葉を隠れ蓑にしています。カープ球団は「市民球団」と言われていますが、実態は松田家の家業です。もっとわかりやすい言葉で言うと、松田家ワンマンの中小企業です。松田オーナーは、「市民球団」と「家業(株式非公開企業)」を自分の都合で使い分けています。「市民球団」を標榜するのなら球団の財務諸表は一般に公開すべきです。親会社が無く資金的に苦しいのなら、新しい発想の経営手法、金融手法を使うなどの手立てを考えるべきです。しかし、現在のカープ球団にはそのような動きはまったくありません。将来に対する明確なビジョンをファンに対して提示できないのなら、松田オーナーは即刻カープ球団の経営から手を引くべきです。経営は結果責任なのです。

我々ファンは、広島カープが好きなわけで、選手の一挙手一投足に魅了されるわけで、球団名が東洋からライブドアに変わろうと、カープを応援する気持ちは変わらんと思うんよ。むしろこのコラムを読んだら無気力で何の改善策も無い、カープ球団経営の私物化をしている松田元氏には今すぐ辞めて欲しい気分です。(きっぱり!)

なんで?わいの応援しているチーム(カープ、B.A.R)の経営陣はダメダメなんでしょうか?(⌒〜⌒ι)とほほ…。


しかし「マーティ・ブラウン」って一人[バック・トゥ・ザ・フューチャー]じゃん!(ぼっけぇ笑)

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