
「ジェンソン選手は頑張って表彰台を獲得しましたし、とても良いレースを見せてくれました。スタート直後はオーバーステアで苦しい展開でしたが、ウイングの調整で改善できました。琢磨選手については、タイヤ交換直後にマイケルと接触してしまい、とても残念なレースとなってしまいました。今回投入した新スペックエンジンの調子は良かったですし、残り3戦となったレースでも、この勢いで挑みたいと思います」
レース後の審議の結果、琢磨は次戦の予選で10番手降格が決定。ただでさえ2番目出走なので、フリー走行をガンガンに走ってマシンを決めてエンジン交換&ワンストップ作戦で上位を狙って欲しいです。そして鈴鹿に希望をつなげてくれ!
皆が諦めても、しつこい せなっち♪は諦めません。
「頑張ろう琢磨!もっと本気でやれB.A.R!」
琢磨と同様にモントーヤに追突したピッツォニアもレース後に審議された結果、8千ドルの罰金だとか…。
■佐藤琢磨 − アクシデントを振り返って…。
「あの時僕とシューマッハは、共にジョーダンのマシンを抜いて第1コーナーに迫っていたんだ。僕は斜め左に向けながらコーナーに入ろうとしていたんだけれど、そしたら前のシューマッハがとても早くブレーキングを開始して。それで僕もあわててブレーキを目一杯踏んだんだけれど、タイヤがロックしてしまいステアリングは効かず、また左にはジョーダンがいたので、かわすこともできなくてそのままフェラーリの後部にヒットしてしまったんだ。ミハエルには申し訳ないことをしたと思っている。マシンを止めた後、彼が怒っているのはわかったけれど、何を言っているのかはわからなかった。」
「シューマッハがとても早くブレーキングを開始して。」って事は、シューマッハにも非があるんじゃん?それとも2位走行中のモントーヤに追突するよりも、7回ワールドチャンプになったシューマッハに追突する事のほうが罪は大きいのか?
おそらく次戦ではハイドフェルドが帰ってくるので10番手降格は意味をなさないってのが理由だと思うけど不公平を感じる判定です。

